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REVIEW KNOWLEDGE / 病状で知る・つながる
脳腫瘍
脳腫瘍について、医療知識をやさしい版から専門家向けまで段階的にまとめました。
※本ページは各種診療ガイドライン・公的機関の情報をもとに構成しています。個別の診断・治療方針を示すものではありません。必ず主治医にご相談ください。
いろはです。脳腫瘍について、どの情報を知りたいですか?
1脳腫瘍とは
詳しく知りたい項目だけ開いてご覧ください。
大きな流れ
検査・診断
① MRI:脳腫瘍診断の主役。場所・大きさ・性質を調べる。
② 手術・生検:組織を採ってタイプを確定。遺伝子の特徴(IDH等)が分類と治療に直結するため必ず調べます。
③ 機能温存のための検査:手足やことばを担う場所を避けるため、機能MRIや覚醒下手術を行うことも。
② 手術・生検:組織を採ってタイプを確定。遺伝子の特徴(IDH等)が分類と治療に直結するため必ず調べます。
③ 機能温存のための検査:手足やことばを担う場所を避けるため、機能MRIや覚醒下手術を行うことも。
悪性度(グレード)
脳腫瘍には、固形がんのような病期(ステージ)はありません。代わりに、腫瘍の“顔つき”の悪さを示すWHOグレード(1〜4)で考えます。下が早見表です。
| グレード | 性質 | 治療の方向 |
|---|---|---|
| 1 | 良性に近い・ゆっくり | 手術で取りきれれば治ることも |
| 2 | ゆっくりだが再発しうる | 手術+経過観察や放射線 |
| 3 | 悪性 | 手術+放射線+お薬 |
| 4 | 悪性度が高い | 手術+放射線+お薬を集中的に |
グレードが低いほどおだやか、高いほど積極的な治療が必要。ただし「場所」も同じくらい重要です。近年は遺伝子の特徴(IDH等)も合わせて方針を決めます。「あなたのタイプ・グレード・遺伝子の見通し」を主治医に聞くことが大切です。
治療法
脳腫瘍の治療は、タイプ・グレード・場所で組みます。
① 手術:基本の柱。神経の働きを守りながら安全に取る。ことばや運動を担う場所では覚醒下手術などを使います。
② 放射線:取りきれない部分や悪性度の高い腫瘍に。
③ お薬:悪性ではテモゾロミドなどを放射線と組み合わせることが多い。タイプにより分子標的薬も。
④ 支持療法:けいれんやむくみを抑える薬、リハビリで生活を支えます。
① 手術:基本の柱。神経の働きを守りながら安全に取る。ことばや運動を担う場所では覚醒下手術などを使います。
② 放射線:取りきれない部分や悪性度の高い腫瘍に。
③ お薬:悪性ではテモゾロミドなどを放射線と組み合わせることが多い。タイプにより分子標的薬も。
④ 支持療法:けいれんやむくみを抑える薬、リハビリで生活を支えます。
グレード別
目安です。
・グレード1:手術で取りきれれば治ることも。
・グレード2:手術+経過観察、または放射線。
・グレード3〜4(悪性):手術+放射線+お薬を集中的に。
・どのグレードでも遺伝子の特徴を合わせて方針を決め、症状を支えます。
・グレード1:手術で取りきれれば治ることも。
・グレード2:手術+経過観察、または放射線。
・グレード3〜4(悪性):手術+放射線+お薬を集中的に。
・どのグレードでも遺伝子の特徴を合わせて方針を決め、症状を支えます。
再発・経過
脳腫瘍は種類によっては再発することが。場所や前の治療で、再手術・放射線・お薬から次の一手を選びます。定期的なMRIで見守りながら対応します。けいれん・むくみ・記憶や集中の変化には、薬やリハビリで支える方法が。治験など新しい治療の研究も進んでいます。気になる変化は早めに伝えて。
遺伝子から考える
脳腫瘍は、近年もっとも分類が“遺伝子中心”に変わったがんのひとつ。IDH変異・1p/19q・MGMTなどで腫瘍を分類し、見通しや薬の効きやすさの判断に使います。タイプにより分子標的薬も。組織だけでなく遺伝子を調べることが正確な診断と最適な治療に直結します。
関連する薬
代表的なものを挙げます(実際はタイプ・グレード・遺伝子で決まります)。
・抗がん薬:テモゾロミド、PCV療法等。
・分子標的薬:ベバシズマブ等。
・支持療法薬:抗てんかん薬、ステロイド(脳浮腫)。
・抗がん薬:テモゾロミド、PCV療法等。
・分子標的薬:ベバシズマブ等。
・支持療法薬:抗てんかん薬、ステロイド(脳浮腫)。
関わる科
脳腫瘍は脳神経外科が中心。放射線科、薬物の脳神経内科・腫瘍内科、病理・遺伝子診断、リハビリ(理学・作業・言語)、緩和ケアが関わります。記憶・注意の変化を支える専門職もいます。ひとりで抱えないで大丈夫です。
仕事・お金・くらし
お仕事:体力や集中力の回復に時間がかかることも。リハビリと相談しながら少しずつ。
お金:高額療養費などの制度があります。傷病手当金・障害年金が使えることも。早めに相談を。
けいれん・運転:けいれんが起きうる場合は薬で予防。運転は発作の状況により制限されることがあるので必ず主治医に確認を。
高次脳機能:記憶・注意・ことばの変化は、リハビリや工夫で支えられます。ご家族と一緒に専門職に相談を。
お金と暮らしの制度を見る
お金:高額療養費などの制度があります。傷病手当金・障害年金が使えることも。早めに相談を。
けいれん・運転:けいれんが起きうる場合は薬で予防。運転は発作の状況により制限されることがあるので必ず主治医に確認を。
高次脳機能:記憶・注意・ことばの変化は、リハビリや工夫で支えられます。ご家族と一緒に専門職に相談を。
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出典:国立がん研究センター がん情報サービス「脳腫瘍」/日本脳腫瘍学会「脳腫瘍診療ガイドライン」/WHO中枢神経系腫瘍分類。各種診療ガイドラインを参照し、IROHAが独自に再構成しました。最終的な診断・治療は必ず担当医にご確認ください(公開時に専門医監修)。
2よくある質問
AI整理
自由診療と標準治療はどう違いますか?
標準治療は科学的根拠に基づき保険適用される治療です。自由診療は保険適用外の治療を含み、内容・費用・エビデンスの水準が施設により異なります。両者の違いを整理したうえで検討することが大切です。
セカンドオピニオンは受けてもよいのでしょうか?
セカンドオピニオンは患者さんの正当な権利であり、遠慮する必要はありません。IROHAでは相談前の情報整理からお手伝いしています。
3あなたの体験を投稿する
脳腫瘍についてのご経験を、これから同じ状況になる方のために共有してください。
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投稿ありがとうございました
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