もりの くるみ@kurumi.morino
女優|グリーフケアユニット「nito-nito」|乳がんサバイバー
放課後等デイサービスでの演劇療育/クリニクラウン「くぅにゃ」
35歳で乳がんが見つかり、その1年後には反対側の胸にも乳がんが見つかったもりの くるみさん。役者の仕事をいったん手放し、治療の中で出会った「がん友」たちに救われた経験から、映像やお芝居、そしてグリーフケアへとつながっていきました。いまは、ろうそくの灯りやコラージュなどの表現から始めるグリーフケアユニット「nito-nito(ニトニト)」を開き、誰もが安心して話せる場づくりに取り組んでいます。
まずはInstagramのDMで、気軽にお問い合わせください
グリーフケアユニット「nito-nito」のおしゃべり会の日程やご参加、ご相談は、もりの くるみさんのInstagramへのDM(ダイレクトメッセージ)で受け付けています。話すのが苦手な方、まだ言葉にできない方も、どうぞそのまま。
「時間は巻き戻せない」と思った、2度目の乳がん
大学で心理学を学んだあと、役者として舞台に立っていたもりの くるみさん。あれもしたい、これもしたいと、毎日をめいっぱい頑張っていた35歳のとき、左の胸に乳がんが見つかりました。「たぶん大丈夫だと思うけれど、念のため調べましょう」という始まりだったこともあり、そのときは深刻には受け止めていなかったといいます。
ところが1年後、今度は右の胸に、転移ではない別の乳がんが見つかります。すでにリンパ節への転移もあり、手術に加えて抗がん剤、放射線治療が必要になりました。
「その時は頭がいっぱいで、一気にいろいろ選ばないといけない。後から来るものが、やっぱりあるんです。1回目の時に、もう少し先のことまで知っていたら。時間は巻き戻せないって、すごく思いました。」
抗がん剤をするかどうか迷ったとき、パートナーのすすめでセカンドオピニオンを受けました。治療の選択は変わらなかったものの、「この選択をしたら、あなたのやりたいことはこうなる」と、選択肢を並べて一つずつ説明してくれた医師との出会いで、気持ちが納得できたといいます。
治療の内容や経過は、がんの性質や体の状態によって一人ひとり異なります。治療については、必ず担当医にご相談ください。
病棟で出会った「がん友」が、私を変えた
抗がん剤の副作用は重く、白血球が大きく下がることもあって、途中から入院して治療を受けることになりました。通院のころは「ただ家で我慢するもの」と思っていたもりの くるみさん。ところが病棟には、同じように治療を受ける女性たちがいました。
「それは我慢しなくていいんだよ、先生に言っていいんだよ」。同じ経験をした人の言葉が、何よりの支えになりました。
「そこにいるだけでいい」を、映像とお芝居で
治療中、学校公演などで迷惑をかけたくないと、役者の仕事はすべていったんやめました。その後、大学で学んだ心理学を生かして子ども家庭センターで働きはじめ、里親さんを紹介する動画づくりなどを通して、再びお芝居や映像の仲間とつながっていきます。いまは放課後等デイサービスで、障害のある子どもたちと一緒にお芝居をつくっています。
病棟で出会ったがん友たちの姿を、もっと多くの人に知ってほしい。そう思って撮り始めたのが、がん友の映像でした。いちばん励ましてくれた方は、余命半年と言われながら、誰よりも元気にみんなを励ます人だったといいます。
また、病院などで笑顔を届けるクリニクラウン「くぅにゃ」としても活動しています。
最近では、がんサバイバーが笑いを届けるイベント「S1グランプリ」で漫才を披露し、M-1グランプリにも挑戦しました。「当事者だからこそ伝えられることがある」と、笑いの力も届けています。
グリーフケアを、もっと身近に——「ニトニト」
病気をきっかけに、上智大学グリーフケア研究所(大阪)で学んだもりの くるみさん。グリーフとは、大切な人や健康、仕事、日常など、大切なものを失ったときに生まれる悲しみや心の揺れのこと。もりの くるみさんは、グリーフケアは終末期や緩和ケアになってから初めて必要になるものではなく、もっと早くから、誰にでもあっていいと考えています。
そこで、ともに学んだ友人と2人で始めたのが、グリーフケアユニット「nito-nito(ニトニト)」です。いきなり「どうぞ話してください」と言われても、話せない人は多いもの。だからニトニトでは、表現から入ることを大切にしています。
- 1. 自分のための時間ろうそくの灯りをただ見つめたり、コラージュをつくったり。自分や家族のことを思う、自分のためだけの時間を過ごします。
- 2. 言葉にしてみる浮かんできた言葉を書き出し、そこから連想を広げて、自分との対話をします。
- 3. おしゃべりとシェアオープンダイアログという対話の手法で、感じたことを話します。聞いた人も「あたたかい気持ちになったよ」と感じたことを返し合います。
参加しているのは、がんを経験した方や家族を亡くした方に限りません。仕事を失った、ペットを亡くしたなど、人それぞれのグリーフを抱えた方が「自分の時間」を持ちに訪れます。開催情報はInstagramで案内しています。
- グリーフケアユニット「nito-nito」のおしゃべり会
- ろうそくの灯りと語り
- コラージュから始める対話
- グリーフケアの学びに基づく場づくり
nito-nitoへの参加・ご相談は、InstagramのDMから
グリーフケアユニット「nito-nito」のおしゃべり会の日程やご参加、ご相談は、もりの くるみさんのInstagramへのDM(ダイレクトメッセージ)で受け付けています。話すのが苦手な方、まだ言葉にできない方も、どうぞそのまま。
ニトニトは、気持ちを分かち合う場であり、医療機関での診断・治療やカウンセリングに代わるものではありません。気持ちのつらさが強いときや長く続くときは、担当医やがん相談支援センター、心の専門家にもご相談ください。
お問い合わせの流れ
- 1. Instagramを開く下のボタンから、もりの くるみさんのInstagram(@kurumi.morino)を開きます。
- 2. DMを送る「IROHAを見ました」と一言添えて、気になっていることや参加したい旨をメッセージで送ってください。
- 3. ご案内を受け取るもりの くるみさんから、ニトニトの日程や参加方法などのご案内が届きます。
迷ったら、まずは一言だけでも大丈夫です
グリーフケアユニット「nito-nito」のおしゃべり会の日程やご参加、ご相談は、もりの くるみさんのInstagramへのDM(ダイレクトメッセージ)で受け付けています。話すのが苦手な方、まだ言葉にできない方も、どうぞそのまま。
いろんな時期があっていい
InstagramとDMのご案内
お問い合わせ・ご参加の申し込みは、InstagramのDM(ダイレクトメッセージ)からお願いします。
- もりの くるみさん(お問い合わせはDMで)
- Instagram @kurumi.morino
InstagramでDMを送る → - グリーフケアユニット「nito-nito(ニトニト)」
- Instagram @nito.nito.210(開催情報)
Instagramを見る → - ほかの活動
- 女優、放課後等デイサービスでの演劇療育、クリニクラウン「くぅにゃ」、映像制作、漫才など
IROHAからのコメント
がんの治療中、病棟で出会った仲間の言葉に支えられたもりの くるみさんは、「話すこと」「聞いてもらうこと」の力を、身をもって知った方です。グリーフケアを、終末期だけのものではなく、誰もが早くから触れられるものにしたい。その思いから生まれた「ニトニト」は、まだ前向きになれない方や、気持ちを言葉にできない方にとっても、安心して過ごせる場所の一つになると考えています。IROHAは、もりの くるみさんの活動を特集として紹介し、応援しています。
IROHAはもりの くるみさんの活動を応援しています。
まずはInstagramのDMで、気軽にお問い合わせください
グリーフケアユニット「nito-nito」のおしゃべり会の日程やご参加、ご相談は、もりの くるみさんのInstagramへのDM(ダイレクトメッセージ)で受け付けています。話すのが苦手な方、まだ言葉にできない方も、どうぞそのまま。
掲載内容は、もりの くるみさんご本人へのインタビューと、Instagramの公開情報、応援カードの内容をもとに作成しています。治療の経過は個人の体験であり、すべての方に同じ経過が当てはまるものではありません。グリーフケアやおしゃべりの会は、医療機関での診断・治療に代わるものではありません。活動の内容や日程は変更される場合があります。最新情報はInstagramでご確認ください。