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IROHA | 自由診療クリニック 掲載基準

「IROHA登録」を、信頼の証にする。

全国の自由診療クリニックをIROHAに登録するための基準です。 誰でも載せるような「怪しいクリニックの寄せ集め」にならないように、IROHAの中立性・信頼性を守るため、明確な基準とランク制を設けます。 逆に、明確な基準とランク制があれば、「IROHA登録=信頼できる」というブランドになります。 間口は広く取りつつ、ランクで信頼の階段を作る、段階式の設計です。

OVERVIEW

間口は広く、ランクで信頼の階段をつくる。

IROHAは、自由診療クリニックを無条件に紹介するポータルではありません。明確な必須基準と登録拒否基準、そして段階的なランク制度によって、患者さんとご家族が安心して情報を比較検討できる環境をつくることを目指しています。

1

中立性を守る

特定のクリニックを一方的に推奨するのではなく、基準に基づいた情報整理を行います。

2

患者さんを守る

危険な治療や不誠実な情報発信は、登録拒否基準によって明確に排除します。

3

信頼の階段をつくる

Rank B・A・Sという段階を設け、登録後も質を高め続ける動機をつくります。

REQUIRED STANDARDS

掲載するための、8つの必須基準。

IROHAに掲載されるすべてのクリニックは、ランクにかかわらずこの8項目を満たしていることが前提です。ここを満たした上で、次のランク評価に進みます。

1

適切な開設許可・医療法上の資格

医療法に基づく開設許可を得て運営され、関連法令を遵守していること。

2

医師の資格・所属の確認

診療にあたる医師が医師免許を有し、所属・専門領域を確認できること。

3

治療内容の説明体制

提供する治療の内容・目的・想定される効果の範囲について、患者に説明する体制があること。

4

費用の事前開示

治療にかかる費用の目安を、契約・施術の前に患者へ提示していること。

5

リスク・副作用の説明

起こりうるリスクや副作用について、患者に事前説明を行っていること。

6

標準治療との関係の明示

自由診療と標準治療の違いを明示し、標準治療を否定しない立場であること。

7

苦情・相談への対応窓口

患者からの相談・苦情に対応できる窓口を院内に設けていること。

8

継続的な情報更新への協力

掲載情報を最新の状態に保つため、IROHAからの定期確認に協力すること。

REJECTION CRITERIA

この5つに該当すれば、登録できない。

必須基準を満たしていても、以下のいずれかに該当する場合は掲載を拒否、または掲載後であっても即時抹消の対象とします。これは「赤線」であり、患者さんを守るための最終ラインです。

1

完治・治癒を保証する誇大広告

「必ず治る」「100%効果がある」など、効果を保証・断定する表現を用いるクリニックは拒否。がん治療に「絶対」はありません。誠実な情報発信こそがIROHAの基準です。

2

標準治療の否定・引き離し

「うちだけに来い」と、患者を標準治療から引き離すクリニックは拒否。IROHAは標準治療を肯定した土台の上に立ちます。

3

料金の不透明・高額の不当請求

料金を事前開示せず、患者を囲い込んでから高額請求するクリニックは拒否。透明性はIROHAの生命線です。

4

科学的根拠が皆無で危険

科学的根拠が全くなく、かつ患者に身体的・経済的な害を与える恐れが明白な治療は拒否。主観性評価の尊重とは、危険を見過ごすことではありません。

5

重大な行政処分・反社会的関係

医療法上の重大処分歴、反社会的勢力との関係が疑われる場合は、即時拒否・抹消とします。

「主観性評価の尊重」と「赤線」は両立します

エビデンスがなくても、患者を救っている治療は尊重する。ただし、「必ず治る」と偽る、標準治療から引き離す、害を与えるのは全く別の話です。

希望を持たせることと、嘘で騙すことは違います。この線引きが、IROHAの誠実さを守ります。

EVALUATION AXES — ランクを決める評価軸

4つの軸で、スコアリングする。

Rank AとSを分ける評価軸です。この4軸でスコアをつけ、総合点でランクを判定します。主観ではなく、できるだけ客観的な基準で評価することで、公平性とIROHAの中立性を保ちます。

1. 専門性・資格

医師の専門医資格、学会所属、経歴、症例数。がん領域での専門性が確かかを見ます。

2. 透明性・エビデンス姿勢

治療のエビデンスの扱い方、費用・リスクの開示姿勢。誠実に情報を伝えているかを見ます。

3. 実績・患者からの信頼

症例数の推移、患者アンケートや口コミ、クレーム対応の履歴。実際に患者にどう向き合ってきたかを見ます。

4. 運営体制・情報更新の姿勢

問い合わせ対応の体制、情報更新の頻度、IROHAへの協力度。掲載後も誠実な運営が続いているかを見ます。

REVIEW FLOW

審査の流れ

掲載申請から掲載開始まで、通常2〜4週間を要します。Rank Sは、ウェブ上の情報確認だけで決まるものではありません。

1

掲載申請フォームの送信

基本情報・資格情報・治療方針をご記入いただきます。

2

必須基準・登録拒否基準の確認

IROHA運営チームが、必須基準8項目と登録拒否基準への抵触がないかを確認します。

3

評価軸に基づくスコアリング

4つの評価軸で内容を評価し、Rank B・Rank Aどちらの水準を満たすかを判定します。

4

面談・提携医師によるレビュー(Rank S審査)

Rank Sを目指す場合のみ、IROHA運営チームによるオンライン面談・資料確認・提携医師による確認を追加で実施します。

5

認定通知・掲載開始

審査結果に応じたランクで掲載を開始します。以降も定期的な確認を行い、ランクの昇格・降格を判定します。

IROHA RANK

Rank S・A・B、3段階の登録ランク。

「登録基準」を満たすことと、IROHAが積極的に「推奨」することは意味が異なります。ランクは、患者さんが比較検討する際の参考情報としてご覧ください。

RANK S | IROHA認定

IROHA認定クリニック

最上位ランク。書類・スコアに加え、面談と提携医師の確認を経て認定されたクリニックです。

条件

  • 必須基準8項目に加え、4つの評価軸すべてで高い水準を満たす
  • IROHA運営チームによるオンライン面談・資料確認を実施
  • 提携医師によるレビュー・確認を経ている
  • ウェブ上の情報だけでなく、対話を通じて確認した内容にもとづき認定
IROHA上の扱い:検索上位表示、「IROHA認定」バッジ付与、オンライン相談の優先送客、特集コンテンツでの紹介。患者さんに最も安心して情報提供できるランクです。
RANK A | IROHA登録

IROHA登録クリニック

標準ランク。基準を満たし、安心して情報提供できるクリニックです。

条件

  • 必須基準8項目を全て満たす
  • 治療内容、料金、リスクをIROHAの様式で開示している
  • 患者からの重大なクレーム、トラブルの未解決案件がない
IROHA上の扱い:通常表示、「IROHA登録」表示、検索対象。患者さんが情報として比較検討できます。ここがボリュームゾーンです。
RANK B | 情報掲載

情報掲載クリニック

入口ランク。必須基準は満たすが、情報開示が発展途上のクリニックです。

条件

  • 必須基準8項目は満たす
  • 実績、データ開示がまだ十分ではない
  • 基本情報、所在地、治療、料金のみ掲載
  • 今後ランクアップを目指す
IROHA上の扱い:基本情報のみ掲載、「情報掲載」表示。まず登録し、開示を進めればRank A・Sへ昇格可能です。間口を広げる役割を担います。
ランク制の狙い

1. 間口を広げる Rank Bで多くのクリニックを登録し、事業として数が回る状態を作る。

2. 質を引き上げる 上位ランクを目指す動機を作る。

3. 患者を守る ランクが一目で分かり、選択の材料になる。

そして、「IROHA認定 Rank S」というブランドが、IROHA全体の信頼を象徴します。昇格・降格ありの動的な仕組みにすることで、登録後も質が保たれます。

IROHAの掲載基準は、患者さんが自由診療を冷静に比較検討するための情報整理基準です。特定の治療法や医療機関を一方的に推奨するものではありません。

実際の治療選択は、主治医、専門医、ご家族と相談の上で判断してください。自由診療は費用や効果に個人差があり、公的医療保険の対象外となる場合があります。

基準を確認した上で、比較・相談へ。

IROHAの掲載基準・ランクを踏まえて、クリニックの情報を比較したり、AIナビゲーションで選択肢を整理したりできます。