子宮体がん
子宮体がんについて、患者・家族・専門医の声や研究データを一つにまとめました。
※掲載している声・件数の一部はイメージです。医療機関の評価・比較が目的ではありません。
いろはです。子宮体がんについて、どの情報を知りたいですか?
1子宮体がんとは
詳しく知りたい項目だけ開いてご覧ください。
大きな流れ
多くは「閉経後・月経以外の出血」というサインで気づかれ、早期に見つかりやすく予後が良いがんです。子宮頸がんとは別物で、できる場所(子宮の奥)も原因も違います。
流れは、①不正出血などで受診→②超音波・内膜の検査で確定→③広がりを調べる→④治療を決める。基本は手術ですが、若い方・ごく早期では妊娠を残す治療(ホルモン療法)を検討することも。
検査・診断
② 内膜の細胞診・組織診:子宮の奥から採って確定する大事な検査。
③ MRI・CT:筋層への食い込みや広がりを見る。
④ MMR/MSI検査:体質や効く薬の手がかりを調べることも。
不正出血は見過ごされがち。でも早く調べれば、早く見つかるのが強みです。
病期・ステージ
| 進行期 | 広がり | 主な治療 |
|---|---|---|
| Ⅰ期 | 子宮体部にとどまる | 手術が中心(若い方は温存も) |
| Ⅱ期 | 子宮頸部へ | 手術±放射線/お薬 |
| Ⅲ期 | 子宮の外・リンパ節へ | 手術+お薬/放射線 |
| Ⅳ期 | 膀胱・腸・遠くへ | お薬(免疫+分子標的)が中心 |
・Ⅰ〜Ⅱ期:手術が中心。性質に応じて術後にお薬・放射線。
・Ⅲ〜Ⅳ期:手術にお薬・放射線を組み合わせ。
閉経後の出血が続くときは「年のせい」と思わず早めの受診を。あなたのステージは、検査がそろってから先生が説明してくれます。
治療法
ステージ別
・ごく早期で妊娠希望:ホルモン療法で子宮温存を検討。
・Ⅰ〜Ⅱ期:手術が中心。リスクに応じて術後にお薬・放射線。
・Ⅲ期:手術+お薬/放射線。
・Ⅳ期:お薬(免疫+分子標的を含む)が中心。つらさを和らげる治療も一緒に。
再発・転移
遺伝子から考える
関連する薬
・抗がん薬:カルボプラチン+パクリタキセル等。
・免疫の薬:ペムブロリズマブ等(MMR/MSIに応じて)。
・分子標的薬:レンバチニブ。
・ホルモン薬:黄体ホルモン製剤。
関わる科
仕事・お金・これから
お金:高額療養費などの制度があります。妊娠を残す治療に助成がある場合も。早めに相談を。
更年期の症状:卵巣を取ると、ほてりや気分の変化が出ることが。和らげる方法があるので相談を。
むくみ・これから:手術後はむくみのケアが役立ちます。妊娠の希望は必ず治療前に伝えて。家族に同じがんが多ければ体質の相談も選べます。
お金と暮らしの制度を見る
患者さん・ご家族・経験者、それぞれの立場からの声をタブで切り替えてご覧いただけます。
実際に子宮体がんの診断・治療を経験した患者さんご本人の声です。
「不妊治療の検査で偶然見つかりました。約1年の経過観察のあと手術に。子どもを望めなくなった喪失はありますが、家族と会社に支えられ、手術の日を『もう一つの誕生日』だと思えるようになりました。」
「閉経後に出血があり受診しました。もっと早く婦人科に行っていればと思いましたが、先生から丁寧に進行度の説明を受けられたことで納得して手術に臨めました。」
「早期で異型度も低かったため、子宮を残したまま経過を見る治療を選べました。再発のリスクと将来の妊娠、どちらも諦めずに済む方法があると知れたのが救いでした。」
患者さんを支えたご家族・身近な方の声です。
「専門用語だらけで最初は戸惑いましたが、一緒に調べるうちに先生も詳しく話してくれるようになりました。分からないままにしないことが、支える上で大事だと感じました。」
「同じ経験をした人の話をあちこちから集めて娘に伝えました。何もできない気がしていましたが、後から『あれが支えになった』と言ってもらえました。」
「姉が手術で妊娠できなくなると知ったとき、一緒に泣きました。喜びも悲しみも遠慮せず共有できたことが、家族としてできた一番のことだったと思います。」
寛解された方、長期経過観察を続けている方、患者会・IROHA認定アンバサダーの声です。
「手術の日を第二の誕生日だと思って過ごしています。9年経った今も、聞かれたら経験を何でも話すようにしています。経験者だからこそ話しやすいこともあると思うので。」
「子どもを望む世代での診断も少なくありません。妊孕性温存の選択肢について、経験者同士で情報を共有できる場が支えになっています。」
「正しい情報を分かりやすく届け、一人ひとりの不安に寄り添うことを大切に発信しています。」
IROHA提携専門医による動画・記事・コメントと、「エビデンスの読み解き方」「幸福寿命」の視点から病状を見つめる専門家の知見です。

早期・低異型度の子宮体がんにおける黄体ホルモン療法と妊孕性温存の可能性
早期かつ異型度の低い子宮体がんでは、子宮を残したまま黄体ホルモン療法を行い、厳重な経過観察を続けることで妊娠の可能性を残せる場合があると報告されています。
- 対象は病理検査で低異型度・早期と確認された患者さん
- 治療中も数か月おきの内膜組織検査による厳重な経過観察が必要
- 再発リスクはゼロではなく、必ず担当医と適応を確認する必要がある
治療成績だけでは測れない「幸福寿命」を、身体・精神・社会・活力・共感の5つの指標(EMPSe)から可視化します。まずは簡単なチェックから始めてみましょう。
Q1. 身体(Physical):体調や痛み・睡眠に大きな支障はありませんか?
Q2. 精神(Mental):不安よりも、希望や前向きな気持ちを感じられていますか?
Q3. 社会(Social):家族・友人・仕事など、周囲とのつながりを保てていますか?
Q4. 活力(Energy):何かに挑戦したい、外出したいという気持ちはありますか?
Q5. 共感(Empathy):支え合える相手や、感謝を感じる場面はありますか?
今後、以下の専門家によるレビューも順次追加予定です。
近日公開
近日公開
近日公開
近日公開
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国立研究開発法人 国立がん研究センター「がん情報サービス」の情報をもとに、IROHAが患者・家族向けに要約・整理しています。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨しているものではありません。
専門医監修前(確認中)の要約です
子宮体がんとは
ほぼ全てが子宮内膜から発生します。進行すると周辺臓器やリンパ節へ広がり、肺や肝臓など離れた臓器へ転移することもあります。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 子宮頸がんとは発生する部位が異なる、別のがんです
医師へ確認するとよい質問
- 自分の子宮体がんは、どのくらいの広がりで見つかっていますか?
子宮体がんの主な症状
最も一般的な自覚症状は異常出血です。月経ではない期間や閉経後に出血がある場合は注意が必要とされています。進行すると下腹部痛や腰痛が現れることもあります。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 不妊治療の検査などで偶然発見されることもあります
医師へ確認するとよい質問
- 自分が気づいた出血は、がんの状態とどの程度関係がありますか?
子宮体がんの検査・診断
子宮内膜の細胞診・組織診で確定診断を行い、組織型とグレード(悪性度)も判定します。経腟エコー・CT・MRIでリンパ節や周辺臓器への広がりを、内診・直腸診・子宮鏡検査もあわせて行うことがあります。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 組織型とグレードの判定結果は、その後の治療方針に直結します
医師へ確認するとよい質問
- 自分の組織型・グレードはどう判定されましたか?
病期・組織型による分類
組織型(類内膜がん・漿液性がん・明細胞がんなど)とグレード(G1〜G3)で悪性度が分類されます。術後の再発リスクは低・中・高に分けて評価されるとされています。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 再発リスクの分類は、術後の追加治療(薬物療法・放射線治療)の必要性判断に使われます
医師へ確認するとよい質問
- 自分の術後再発リスクは、低・中・高のどれにあたりますか?
治療方針の考え方
手術が可能な場合は手術が第一選択となり、その後の治療は進行期と術後再発リスク分類に基づいて決定されます。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 手術後の病理診断結果によって、追加治療の要否が決まります
医師へ確認するとよい質問
- 今の自分に提案されている治療は、どのような理由で選ばれていますか?
手術
子宮と両側の付属器(卵巣・卵管)を摘出するのが基本です。進行度により単純・準広汎・広汎の3種類があり、リンパ節郭清が行われることもあります。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 卵巣を摘出する場合、閉経前の方はホルモンへの影響についても確認が必要です
医師へ確認するとよい質問
- 自分の場合、どの範囲を切除する手術になりますか?
薬物療法
細胞障害性抗がん薬の併用療法が標準です。効果が不十分な場合は黄体ホルモン薬を使用し、再発がんには分子標的薬と免疫チェックポイント阻害薬の併用が行われることもあります。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 薬物療法の内容は、再発リスクや再発時の状況によって変わります
医師へ確認するとよい質問
- 自分の薬物療法は、術後の追加治療・再発時のどちらの位置づけですか?
放射線治療
手術ができない場合の根治的治療として、または手術後の再発予防を目的として実施されます。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 放射線治療の目的(根治目的か再発予防目的か)によって内容が異なります
医師へ確認するとよい質問
- 自分の場合、放射線治療は何を目的に検討されていますか?
妊娠を希望する場合の黄体ホルモン療法
グレード1の類内膜がんで将来の妊娠を希望する場合、子宮を残したまま黄体ホルモン療法を行う妊孕性温存療法が選択肢になるとされています。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 対象は組織型・グレードなど一定の条件を満たす早期例に限られ、治療中は厳重な経過観察が必要とされています
医師へ確認するとよい質問
- 自分は妊孕性温存療法の対象になりますか?そのリスクも教えてください
※本セクションは、国立研究開発法人 国立がん研究センター「がん情報サービス」(子宮体がんページ)の掲載情報をもとに、IROHAが要約・整理して作成した下書きです。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨・提携しているものではありません。個別の治療方針は必ず主治医にご確認ください。
国立がん研究センターの情報更新・研究発表をもとにお伝えします。
「がん情報サービス」子宮体がん冊子が改訂されました
国立がん研究センターの子宮体がん解説冊子が改訂されています。詳細はがん情報サービスの子宮体がんページでご確認いただけます。
※本セクションは国立研究開発法人 国立がん研究センターの公開情報をもとに構成しています。IROHA独自の記事は掲載していません。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨しているものではありません。
立場に応じて、AIが要点を整理します。
不正出血や不妊治療中の検査で見つかることが多く、良性か悪性かは複数回の検査を経て徐々に明らかになります。将来の妊娠を望む場合は、妊孕性温存の選択肢について早めに相談しておくとよいでしょう。
検査結果を一緒に理解しようとする姿勢が、患者本人の安心につながります。子どもを望めなくなる喪失感には、遠慮せず気持ちを共有することも支えになります。
病期・組織型・異型度に応じた個別化治療が中心です。妊孕性温存を希望する早期例では、厳重な経過観察体制の構築が重要な要素です。
11よくある質問
AI整理
不正出血があれば必ず子宮体がんなのでしょうか?
子宮を残したまま治療できますか?
不妊治療中の検査でがんが見つかることはありますか?
セカンドオピニオンは受けてもよいのでしょうか?
12あなたの体験を投稿する
子宮体がんについてのご経験を、これから同じ状況になる方のために共有してください。
投稿ありがとうございました
内容を確認のうえ、このページに掲載させていただく場合があります。
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