胃がん
胃がんについて、患者・家族・専門医の声や研究データを一つにまとめました。
※掲載している声・件数の一部はイメージです。医療機関の評価・比較が目的ではありません。
いろはです。胃がんについて、どの情報を知りたいですか?
1胃がんとは
詳しく知りたい項目だけ開いてご覧ください。
大きな流れ
治療は「どのくらい深く・広がっているか(病期)」で大きく変わります。ごく早期なら胃カメラで削り取る、進んでいれば手術やお薬を組み合わせます。ピロリ菌との関係も深い病気です。
検査・診断
病期・ステージ
| T1 浅い(粘膜側) | T2 筋肉の層 | T3 外側の層 | T4 壁をこえる | |
|---|---|---|---|---|
| N0 リンパ節なし | Ⅰ | Ⅰ | ⅡB | ⅢA |
| N1〜2 少し | ⅠB〜ⅡB | ⅡA〜ⅢA | ⅢA〜ⅢB | ⅢB |
| N3 たくさん | ⅡB〜ⅢB | ⅢB〜ⅢC | ⅢC | ⅢC |
| M1 遠くにも | Ⅳ | |||
・Ⅱ〜Ⅲ期:手術+術後のお薬。
・Ⅳ期:お薬が中心。長くおさえながら、つらさも和らげます。
胃がんは早く見つかれば治せる代表的ながん。あなたのステージは、検査がそろってから先生が説明してくれます。
治療法
ステージ別
・早期:胃カメラ治療(ESD)で胃を残す。
・I〜III期:手術が中心+術後のお薬。
・IV期:お薬が中心。個性に合わせて。つらさを和らげる治療も一緒に。
再発・転移
遺伝子から考える
関連する薬
抗がん剤の薬剤一覧を見る
関わる科
| 科 | すること |
|---|---|
| 消化器内科 | 胃カメラでの診断・早期治療。まどぐち |
| 消化器外科 | 手術 |
| 緩和ケア | つらさ・食べにくさを和らげる |
仕事・お金・食事
お金:高額療養費などの制度があります。
食事:胃が小さくなると、一度にたくさん食べられません。少しずつ、回数を分けて、よく噛むのがコツ。栄養士さんに相談できます。
お金と暮らしの制度を見る
患者さん・ご家族・経験者、それぞれの立場からの声をタブで切り替えてご覧いただけます。
実際に胃がんの診断・治療を経験した患者さんご本人の声です。
「人間ドックで偶然見つかりました。手術の説明は詳しく受けましたが、費用や生活への影響はあまり聞けず、自分で調べて整理する必要がありました。」
「抗がん剤の副作用がつらい時期もありましたが、支持療法を早めに相談したことで食事が取れるようになりました。相談は我慢せずすることが大事だと感じています。」
「早期だったため内視鏡での治療で済みました。もっと早く胃カメラを受けていればという後悔と、早期発見できた安堵の両方があります。」
患者さんを支えたご家族・身近な方の声です。
「通院の付き添いと仕事の調整が一番大変でした。会社に病気のことをどこまで話すか悩みましたが、時短勤務の制度を使えたことで両立できました。」
「高額療養費制度の存在を治療が始まってから知りました。もっと早く知っていれば、費用への不安を減らせたと思います。」
「本人の意思を尊重したい気持ちと、もっと早く別の意見も聞くべきだったという後悔が今もあります。セカンドオピニオンはもっと気軽に選べてよいと思います。」
寛解された方、長期治療を経験された方、患者会・IROHA認定アンバサダーの声です。
「胃を全部摘出したため、少量頻回食に慣れるまで苦労しました。5年たった今は自分なりのペースを見つけ、旅行も楽しめています。」
「一人で抱え込まず、同じ経験をした人に話せる場があることが、治療そのものと同じくらい大切だと感じています。」
「正しい情報を分かりやすく届け、一人ひとりの不安に寄り添うことを大切に発信しています。」
IROHA提携専門医による動画・記事・コメントと、「エビデンスの読み解き方」「幸福寿命」の視点から病状を見つめる専門家の知見です。

HER2陽性胃がんに対する分子標的薬+化学療法の併用
HER2という目印を持つ胃がんに対しては、それを標的とした分子標的薬を化学療法と組み合わせる治療が、生存期間の延長に寄与する可能性が国内外の研究で報告されています。
- 対象はHER2検査で陽性と判定された進行胃がんの患者さん
- 標準治療への上乗せとして検討されることが多い
- 効果・副作用には個人差があり、必ず担当医と適応を確認する必要がある
治療成績だけでは測れない「幸福寿命」を、身体・精神・社会・活力・共感の5つの指標(EMPSe)から可視化します。まずは簡単なチェックから始めてみましょう。
Q1. 身体(Physical):体調や痛み・睡眠に大きな支障はありませんか?
Q2. 精神(Mental):不安よりも、希望や前向きな気持ちを感じられていますか?
Q3. 社会(Social):家族・友人・仕事など、周囲とのつながりを保てていますか?
Q4. 活力(Energy):何かに挑戦したい、外出したいという気持ちはありますか?
Q5. 共感(Empathy):支え合える相手や、感謝を感じる場面はありますか?
今後、以下の専門家によるレビューも順次追加予定です。
近日公開
近日公開
近日公開
近日公開
近日公開
国立研究開発法人 国立がん研究センター「がん情報サービス」の情報をもとに、IROHAが患者・家族向けに要約・整理しています。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨しているものではありません。
専門医監修前(確認中)の要約です

胃がんとは
胃の壁の内側をおおう粘膜の細胞が何らかの原因でがん細胞となり、無秩序に増えていく病気です。早期の段階では自覚症状がほとんどなく、進行してから見つかることもあります。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 早期は自覚症状がほとんどないため、症状の有無だけで進行度は判断できません
- 「胃がん」という診断名だけでなく、組織型や広がり方によって治療の選択肢が変わります
医師へ確認するとよい質問
- 自分の胃がんは、どの部位に・どのくらいの広がりで見つかっていますか?
胃がんの主な症状
早期はほとんど症状がありません。進行すると、胃の痛み・不快感・違和感、胸やけ、吐き気、食欲不振などがみられることがあります。がんからの出血で貧血や黒い便(血便)が出ることもあります。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 食事がつかえる・体重が減るといった症状は、進行がんのサインの可能性があるとされています
- これらの症状は胃がん以外の病気でも起こり得るため、症状だけで自己判断しないことが大切です
医師へ確認するとよい質問
- 今の自分の症状は、がんの状態とどの程度関係がありますか?
胃がんの検査・診断
まず内視鏡検査でがんが疑われる部分の場所・範囲・深さを調べ、組織を採取する病理検査で確定診断を行います。その後、CT検査などで転移や進行度を評価します。腹膜への広がりが疑われる場合は、審査腹腔鏡で正確な病期を確認することもあります。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 内視鏡検査は「がんの有無」だけでなく「深さ」を調べる目的もあります
- CT・PET・腫瘍マーカーなど検査の組み合わせは、状況に応じて医師が判断します
医師へ確認するとよい質問
- これまでに受けた検査で、まだ分かっていないことは何ですか?
病期・ステージについて
がん情報サービスの一般向けページには、TNM分類などステージの詳しい基準そのものの解説は掲載されていません。腹膜への広がりが疑われる場合に行う「審査腹腔鏡」が、正確な病期(ステージ)を診断する目的で行われることが説明されています。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- ステージの詳細な基準は診療ガイドライン等の専門的な資料に基づくため、正確な数値・区分は担当医に確認するのが確実です
医師へ確認するとよい質問
- 自分は今、何期(ステージ)にあたりますか?それはどう決まりましたか?
治療方針の考え方
治療は、ステージ(病期)やがんの性質、体の状態などに基づいて検討されます。進行度に応じた標準治療が基本となり、患者本人の希望や年齢も考慮されます。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 「標準治療」は効果が確認された基本の治療であり、最善の選択肢の一つという位置づけです
- 体の状態や本人の希望によって、同じステージでも選択肢は変わり得ます
医師へ確認するとよい質問
- 今の自分に提案されている治療は、どのような理由で選ばれていますか?
手術
内視鏡治療が難しい場合に推奨されます。胃の全摘や部分切除、リンパ節郭清を行い、腹腔鏡下手術やロボット支援手術も選択肢です。入院期間は手術前1〜2日程度、手術後7〜14日程度が目安とされています。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 入院期間はあくまで目安で、体の状態や術式により変わります
- 腹腔鏡下手術・ロボット支援手術が選べるかは、施設や病状によって異なります
医師へ確認するとよい質問
- 自分の場合、どの範囲を切除する手術になりますか?
内視鏡治療
粘膜にとどまる早期がんに行われる、体への負担が少ない治療です。スネア(輪状の器具)で切除するEMRと、高周波ナイフで切除するESDがあり、取り切れたかどうかは病理診断で確認されます。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 内視鏡治療で「取り切れた」かどうかは、切除後の病理診断で判断されます
- 取り切れていない場合、追加の手術が必要になることもあります
医師へ確認するとよい質問
- 内視鏡治療の後、追加の治療が必要かどうかはいつ・どうやって分かりますか?
薬物療法
進行・再発したがんでは、一次治療から段階的に薬物療法が行われます。HER2やPD-L1などのバイオマーカー検査の結果に基づいて薬剤が選ばれ、細胞障害性の抗がん薬と分子標的薬を組み合わせることがあります。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 使える薬剤はバイオマーカー検査の結果によって変わります
- 「一次治療」で効果が続かなくなった場合も、次の治療(二次・三次治療)に進める場合があります
医師へ確認するとよい質問
- 自分はHER2やPD-L1などの検査を受けていますか?結果はどうでしたか?
放射線治療
がん情報サービスの胃がん治療ページ本文では、放射線治療は手術・内視鏡治療・薬物療法と並ぶ主要な治療法としては個別に解説されていません。胃がんでは、放射線治療が標準治療の中心となることは一般的ではないとされています。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 症状緩和など目的によっては放射線治療が検討されることもあるため、必要性の有無は担当医の判断によります
医師へ確認するとよい質問
- 自分の場合、放射線治療が選択肢になることはありますか?
※本セクションは、国立研究開発法人 国立がん研究センター「がん情報サービス」(胃がんページ)の掲載情報をもとに、IROHAが要約・整理して作成した下書きです。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨・提携しているものではありません。個別の治療方針は必ず主治医にご確認ください。
国立がん研究センターの情報更新・研究発表をもとにお伝えします。
「がん情報サービス」の胃がん冊子が改訂されました
国立がん研究センターの胃がん解説冊子が改訂されています。詳細はがん情報サービスの胃がんページでご確認いただけます。
「がん情報サービス」胃がんページ(検査・治療等)が更新されました
国立がん研究センターの胃がんに関する解説ページ(検査・治療等)が、診療ガイドラインの改訂を踏まえて更新されています。詳細はがん情報サービスの胃がんページでご確認いただけます。
※本セクションは国立研究開発法人 国立がん研究センターの公開情報をもとに構成しています。IROHA独自の記事は掲載していません。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨しているものではありません。
立場に応じて、AIが要点を整理します。
早期発見であれば内視鏡治療で完結することもあり、進行例では手術・薬物療法・放射線を組み合わせて検討します。HER2などの遺伝子検査結果によって薬物療法の選択肢が変わることがあるため、検査結果の意味を主治医に確認しておくと、治療方針への理解が深まります。
通院の付き添いや仕事との両立、費用の不安は多くのご家族が経験しています。高額療養費制度など公的支援の確認、セカンドオピニオンの相談先の把握を早めに行うことが、後悔を減らすことにつながります。
病期・HER2発現・全身状態に応じた治療選択が中心となります。支持療法・栄養管理・心理社会的支援を含めた多職種連携の視点も、患者のQOL維持において重要な要素です。
11よくある質問
AI整理
胃がんは遺伝しますか?
内視鏡治療(ESD)だけで治療は終わりますか?
自由診療と標準治療はどう違いますか?
セカンドオピニオンは受けてもよいのでしょうか?
12あなたの体験を投稿する
胃がんについてのご経験を、これから同じ状況になる方のために共有してください。
投稿ありがとうございました
内容を確認のうえ、このページに掲載させていただく場合があります。