肝臓がん
肝臓がんについて、患者・家族・専門医の声や研究データを一つにまとめました。
※掲載している声・件数の一部はイメージです。医療機関の評価・比較が目的ではありません。
いろはです。肝臓がんについて、どの情報を知りたいですか?
1肝臓がんとは
詳しく知りたい項目だけ開いてご覧ください。
大きな流れ
だから治療は、「がんをたたく」と「肝臓を守る」の両方で考えます。流れは、①肝臓の元気さ(肝予備能)を調べる→②がんの数・大きさを見る→③体力も合わせて→④肝臓が耐えられる範囲でいちばん効く治療を選ぶ。
肝臓は「沈黙の臓器」。背景の肝臓病がある方は、定期的な画像チェックで早く見つけられるのが強みです。
検査・診断
病期・ステージ
治療法
① 手術:がんの部分を切り取る。肝臓が元気なら根治の柱。
② ラジオ波で焼く(RFA):針で熱を当てて焼く。負担が少なく小さながんに。
③ 血管をつめる(TACE):がんを養う血管をふさいで兵糧攻め。
④ お薬:進行時の中心。免疫+分子標的の併用で見通しが変わりました。
⑤ 肝移植:条件が合えば、がんと弱った肝臓を一度に解決。
⑥ 緩和ケア:腹水・だるさ・痛みを和らげます。
ステージ別
再発・転移
再発=終わり、ではありません。「見つけて、たたいて、また見守る」を繰り返しながら長く付き合えます。つらい症状は早めに伝えて。
遺伝子から考える
そして背景の肝臓病(肝炎など)の治療が、再発を防ぐもう一つの大事な個別化です。
関連する薬
・免疫の薬:アテゾリズマブ等。
・分子標的薬:ベバシズマブ、レンバチニブ、ソラフェニブ等。
・肝炎の治療薬:再発を防ぐ土台になります。
関わる科
仕事・お金・肝臓をいたわる
お金:高額療養費などの制度があります。肝炎の医療費助成が使えることも。
肝臓をいたわる:禁酒が土台。塩分は控えめに(腹水予防)。肝炎の治療は続けて。
「今さら」ではありません。今日からの一歩が肝臓を守ります。
お金と暮らしの制度を見る
患者さん・ご家族・経験者、それぞれの立場からの声をタブで切り替えてご覧いただけます。
実際に肝臓がんの診断・治療を経験した患者さんご本人の声です。
「C型肝炎の経過観察中に見つかりました。肝臓の状態次第で治療の選択肢が変わると知りました。」
「肝動脈塞栓療法という言葉を初めて聞き、治療内容を理解するまで時間がかかりました。」
「肝機能との兼ね合いで使える薬が限られると説明を受け、選択肢の少なさに不安を感じました。」
患者さんを支えたご家族・身近な方の声です。
「長年の肝炎の経過観察の延長で見つかり、定期検査の大切さを実感しました。」
「父の飲酒習慣についてもっと早く話し合うべきだったと感じています。」
「肝機能の状態によって治療が変わると知り、セカンドオピニオンで別の視点も聞きました。」
寛解された方、長期治療を経験された方、患者会・IROHA認定アンバサダーの声です。
「手術後も肝炎の管理を続けながら、5年間再発なく過ごせています。」
「肝臓がんは背景にある肝疾患の管理も重要で、経験者同士の情報交換が助けになります。」
「正しい情報を分かりやすく届け、一人ひとりの不安に寄り添うことを大切に発信しています。」
IROHA提携専門医による動画・記事・コメントと、「エビデンスの読み解き方」「幸福寿命」の視点から病状を見つめる専門家の知見です。

肝細胞がんに対する免疫チェックポイント阻害薬併用療法の治療成績
切除が難しい肝細胞がんに対して、免疫チェックポイント阻害薬と血管新生阻害薬を組み合わせる治療が、従来の分子標的薬単独と比べて生存期間の延長に寄与する可能性が報告されています。
- 対象は肝予備能が保たれている患者さん
- 免疫関連の副作用への注意が必要
- 効果・副作用には個人差があり、必ず担当医と適応を確認する必要がある
治療成績だけでは測れない「幸福寿命」を、身体・精神・社会・活力・共感の5つの指標(EMPSe)から可視化します。まずは簡単なチェックから始めてみましょう。
Q1. 身体(Physical):体調や痛み・睡眠に大きな支障はありませんか?
Q2. 精神(Mental):不安よりも、希望や前向きな気持ちを感じられていますか?
Q3. 社会(Social):家族・友人・仕事など、周囲とのつながりを保てていますか?
Q4. 活力(Energy):何かに挑戦したい、外出したいという気持ちはありますか?
Q5. 共感(Empathy):支え合える相手や、感謝を感じる場面はありますか?
今後、以下の専門家によるレビューも順次追加予定です。
近日公開
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国立研究開発法人 国立がん研究センター「がん情報サービス」の情報をもとに、IROHAが患者・家族向けに要約・整理しています。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨しているものではありません。
専門医監修前(確認中)の要約です
肝臓がん(肝細胞がん)とは
肝臓の主要な細胞ががん化したもので、日本の肝臓がんの90%以上を占めます。B型・C型肝炎ウイルス感染、アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪肝炎などによる慢性的な炎症や肝硬変が発生に影響しているとされています。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 背景にある肝炎・肝硬変の状態が、治療方針にも影響します
医師へ確認するとよい質問
- 自分の肝臓がんの背景に、肝炎や肝硬変はありますか?
肝臓がんの主な症状
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、初期段階ではほぼ症状がありません。慢性肝疾患に伴い黄疸・むくみ・かゆみが出ることがあり、進行すると腹部の違和感が生じることがあります。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 症状が出にくいため、慢性肝疾患がある方は定期的な検診(サーベイランス)が重要とされています
医師へ確認するとよい質問
- 今後どのくらいの頻度で経過観察を受けるとよいですか?
肝臓がんの検査・診断
超音波(エコー)検査でがんの大きさ・個数・位置を調べ、腫瘍マーカー(AFP・PIVKA-Ⅱ・AFP-L3分画)、造影CT・造影MRI検査を組み合わせます。画像だけで判断が難しい場合は生検を行うこともあります。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 腫瘍マーカーの値だけでは確定できず、画像検査などと合わせて総合的に判断されます
医師へ確認するとよい質問
- 自分の場合、生検は必要ですか?必要ならその理由も教えてください
Child-Pugh分類による肝機能の評価
肝臓がんの治療選択は、がんの状態だけでなく「肝予備能(肝機能の状態)」を示すChild-Pugh分類(A/B/C)にも大きく左右されます。A・Bでは手術や局所療法、Cでは肝移植が検討されます。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 肝機能の状態は、がんそのものと同じくらい治療選択に影響します
医師へ確認するとよい質問
- 自分のChild-Pugh分類はA・B・Cのどれですか?
手術とラジオ波焼灼術(RFA)
手術(肝切除、またはドナーからの肝移植)は3個以下かつ肝臓内に限定されている場合が対象で、腹腔鏡下手術も選択肢です。ラジオ波焼灼術(RFA)は針でがんを刺し高熱で焼灼する、3cm以下・3個以下が対象の体への負担が少ない治療です。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 手術・RFAどちらが選べるかは、がんの大きさ・個数・肝機能で決まります
医師へ確認するとよい質問
- 自分は手術とRFA、どちらが向いていますか?その理由は?
肝動脈塞栓術(TACE)
カテーテルを通じて薬剤や塞栓物質を注入し、がんへの血流を遮断する治療です。3cmを超えるなどして手術・RFAが難しい場合の選択肢とされています。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- TACEは繰り返し行われることもある治療です
医師へ確認するとよい質問
- TACEはこれまでに何回まで行える見込みですか?
薬物療法
免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬が使われます。進行していて、かつ肝機能が良好な場合が主な対象とされています。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 肝機能の状態によっては、薬物療法が選べない場合もあります
医師へ確認するとよい質問
- 自分の肝機能で、薬物療法は選択肢になりますか?
放射線治療
肝臓がんにおける標準治療としては位置づけられていませんが、手術が難しい場合や転移巣に対して行われることがあるとされています。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 標準治療の中心ではないため、実施するかどうかは個別の状況で判断されます
医師へ確認するとよい質問
- 自分の場合、放射線治療が検討されることはありますか?
肝臓がんの主な原因
主な原因はB型肝炎ウイルスあるいはC型肝炎ウイルスの持続感染です。そのほかアルコール摂取、喫煙、肥満、脂肪肝、糖尿病、肝硬変も危険因子とされています。
特に確認しておきたい点/医師への質問
特に確認しておきたい点
- 日本の肝臓がんの90%以上は肝細胞がんです(肝内胆管がんとは区別されます)
医師へ確認するとよい質問
- 自分の場合、肝炎ウイルスへの対応(抗ウイルス治療等)はどうなっていますか?
※本セクションは、国立研究開発法人 国立がん研究センター「がん情報サービス」(肝臓がんページ)の掲載情報をもとに、IROHAが要約・整理して作成した下書きです。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨・提携しているものではありません。個別の治療方針は必ず主治医にご確認ください。
国立がん研究センターの情報更新・研究発表をもとにお伝えします。
「がん情報サービス」肝臓がん冊子の名称が変更されました
国立がん研究センターの肝臓がん解説冊子のタイトルが「肝細胞がん」から「肝臓がん(肝細胞がん)」に変更されています。詳細はがん情報サービスの肝臓がんページでご確認いただけます。
※本セクションは国立研究開発法人 国立がん研究センターの公開情報をもとに構成しています。IROHA独自の記事は掲載していません。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨しているものではありません。
立場に応じて、AIが要点を整理します。
肝機能(肝予備能)の状態によって治療の選択肢が大きく変わります。背景にある肝炎・肝硬変の管理も治療の一部として、主治医に確認しておくとよいでしょう。
飲酒習慣や肝炎の管理など生活面の見直しも重要です。セカンドオピニオンの相談先を早めに把握しておくと安心です。
肝予備能・腫瘍の状態に応じた個別化治療が中心です。背景疾患(肝炎・肝硬変)の管理も治療成績に影響する重要な要素です。
11よくある質問
AI整理
肝臓がんはお酒を飲まなければ防げますか?
肝機能が悪いと治療できませんか?
自由診療と標準治療はどう違いますか?
セカンドオピニオンは受けてもよいのでしょうか?
12あなたの体験を投稿する
肝臓がんについてのご経験を、これから同じ状況になる方のために共有してください。
投稿ありがとうございました
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