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すい臓がん

すい臓がんについて、患者・家族・専門医の声や研究データを一つにまとめました。

#ステージ #副作用 #免疫療法 #抗がん剤 #放射線 #手術

※掲載している声・件数の一部はイメージです。医療機関の評価・比較が目的ではありません。

いろはです。すい臓がんについて、どの情報を知りたいですか?

1すい臓がんとは

詳しく知りたい項目だけ開いてご覧ください。

大きな流れ
すい臓がんは「手ごわい」と言われ、不安が大きいと思います。正直に、でも前を向ける形で。

すい臓は体の奥にあり見つけにくいがんですが、できることは確かにあります。鍵は「手術で取りきれるか(切除可能性)」。取りきれれば手術+お薬で根治を目指せ、取りきれなくてもお薬は進歩していて長くおさえられます

診断には超音波内視鏡CA19-9を使います。
すい臓がんは「手ごわい」と言われ、不安が大きいと思います。正直に、でも前を向ける形でお伝えします。

すい臓は体の奥にあり症状が出にくいため発見が難しい——でも、できることは確かにあります。治療の鍵は「手術で取りきれるか(切除可能性)」。取りきれる段階で見つかれば手術+お薬で根治を目指せますし、取りきれなくても、お薬(化学療法)はこの数年で進歩し、長くコントロールすることができます。

診断には超音波内視鏡(EUS)や腫瘍マーカーCA19-9を使います。黄疸が出たときは、ステントで流れを良くする処置もできます。
検査・診断
すい臓は体の奥にあるので、検査を組み合わせてていねいに調べます。

造影CT・MRI:しこりと、周りの血管との位置を見る(手術できるかの判断に)。
超音波内視鏡(EUS):胃カメラの先の超音波で奥を間近に見て、その場で組織を採れる
CA19-9:目安になるマーカー。

背中の痛み・体重減少・急な糖尿病の悪化などがサインのことも。気になる時は専門医へ。
すい臓は体の奥にあるため、いくつかの検査を組み合わせて、ていねいに調べます。

造影CT・MRI(MRCP):すい臓のしこりと、周りの大事な血管との位置関係を見る(手術できるかの判断に直結)。
超音波内視鏡(EUS):胃カメラの先の超音波で、奥のすい臓を間近で観察。その場で組織を採れる(EUS-FNA)のが強み。
腫瘍マーカー CA19-9:診断や治療効果の目安に。

へぇポイント——背中の痛み・体重減少・急な糖尿病の悪化・黄疂などがサインのことがあります。気になる時は、すい臓も診られる消化器の専門医へ。
膵protocol dynamic CTで主要血管(SMA/SMV-PV/腹腔動脈/総肝動脈)との接触度を評価し切除可能性判定(R/BR/UR)。MRCP/EUSで精査、EUS-FNA/Bで組織確定(細胞診・遺伝子)。CA19-9(Lewis陰性で偽陰性に注意・効果/再発モニタ)。gBRCA1/2・PALB2等やMSI/MMRも治療選択に関与。病期はUICC TNM第8版、cStageと切除可能性を併記。
切除可能性
すい臓がんで最も大事なのは、切除可能性。すい臓は太い血管に囲まれているので、がんが血管にどれだけ及んでいるかで手術できるかが決まります。下が早見表です。

区分血管との関係治療の流れ
切除できる血管に及んでいない手術+お薬で根治を目指す
境界血管に接しかけ先にお薬・放射線→手術を狙う
むずかしい血管を巻き込む/転移お薬が中心+つらさを和らげる
「ステージは?」だけでなく、「いま手術できる状態か?」を確認しましょう。「境界」でも、先にお薬で小さくして手術にたどり着けることがあります。一度「むずかしい」と言われても、別の施設で道が見つかることもあります。あなたの“次の一手”は、必ず主治医とIROHAが一緒に考えます。
すい臓がんで最も大事なのは、病期(広がり)に加えて切除可能性という考え方です。すい臓は体の奥で太い血管に囲まれているため、がんが血管にどれだけ及んでいるかで、手術で取りきれるかが決まります。下が、その早見表です。

区分がんと血管の関係主な治療の流れ
切除可能主要な血管に及んでいない手術+前後にお薬で根治を目指す
切除可能境界血管に接する・巻き込みかけ先にお薬・放射線でたたいてから手術を狙う
切除不能(局所進行)主要血管を大きく巻き込むお薬・放射線でコントロール
切除不能(転移)別の臓器へ転移ありお薬が中心+つらさを和らげる
表の見かた:同じ「すい臓がん」でも、血管との位置関係で治療の入口が変わります。だから「ステージいくつ?」だけでなく、「いま手術できる状態か?できないなら、できる状態を目指せるか?」を主治医に確認するのがとても大事です。「切除可能境界」は、先にお薬で小さくして手術にたどり着ける(コンバージョン)道があります。
へぇポイント:すい臓がんは「見つかったときの状態」で大きく分かれるぶん、近年は薬物療法(多剤併用)が大きく進歩し、以前は難しかった方が手術にたどり着けるケースも増えています。一度の説明で「無理」と言われても、施設やセカンドオピニオンで道が見つかることがあります。
統計の数字について(読む前に、これだけ読んでください)
すい臓がんは「治りにくいがん」という言葉を見聞きして、強い不安を感じている方が多いと思います。まず大切なことを。世の中でよく見る生存率の数字は、すべての病期・すべての年代・少し前に診断された方までを平均した“全体の目安”であって、あなた個人の未来の数字ではありません。

確かに全体平均は他のがんより低めですが、切除可能な早い段階で見つかり手術ができた方の見通しは、それより大きく良くなります。そして近年は薬物療法の進歩で、平均そのものも少しずつ改善しています。数字は地図の一部であって、判決ではありません。つらい気持ちのときは、この数字を無理に見なくて大丈夫。あなたの状態と“次の一手”は、必ず主治医とIROHAが一緒に考えます。〔出典:国立がん研究センター がん統計〕
治療法
① 手術:取りきれる場合の根治の柱。負担は大きいので体力と相談を。
② お薬(化学療法):すい臓がん治療の中心の一つ。手術前・手術後・取りきれない時、どの場面でも使い、近年進歩しています。
③ 放射線:お薬と組み合わせることも。
④ 緩和ケア:痛み・黄疸・食欲低下が出やすいので早期からとても大切。黄疸にはステント、痛みには専用の手当てがあります。
① 手術:取りきれる場合の根治の柱。場所により膵頭十二指腸切除や膵体尾部切除など。体への負担は大きいので、体力と相談して。

② 薬物療法(化学療法):すい臓がん治療の中心の一つ。手術前に小さくする・手術後に再発を抑える・取りきれない時に長くコントロールする、どの場面でも使います。多剤併用(FOLFIRINOX、ゲムシタビン+ナブパクリタキセル等)が進歩。

③ 放射線:切除可能境界や局所進行で、お薬と組み合わせることがあります。

④ 緩和ケア・支持療法:すい臓がんは痛み・黄疸・食欲低下が出やすいぶん、早期からの緩和ケアがとても大切。黄疸にはステント、痛みには神経ブロックや鎮痛、栄養サポートなど、つらさを和らげる手段が揃っています。
切除可能(R)はup-front手術(膵頭十二指腸切除PD/膵体尾部切除DP)+術後補助(mFOLFIRINOX;PRODIGE24/S-1;JASPAC-01)。境界可能(BR)は術前化学±放射線でconversion手術。切除不能/転移はFOLFIRINOX or ゲムシタビン+nab-パクリタキセル(MPACT)。gBRCA/PALB2はプラチナ感受性、維持にオラパリブ(POLO)、MSI-Hは免疫療法。胆道閉塞はEUS/ERCPで胆管ステント、疼痛に腹腔神経叢ブロック、膵酵素補充。
状態別
目安です。

切除可能:手術+お薬。
境界:先にお薬で小さくして手術を狙う。
切除不能:お薬でコントロール。
転移あり:お薬が中心+つらさを和らげる治療も。
目安です(切除可能性・体の状態で決めます)。

切除可能:手術+術前/術後のお薬。
切除可能境界:先にお薬(±放射線)で小さくしてから手術を狙う。
切除不能(局所進行):お薬(±放射線)でコントロール。
転移あり:お薬が中心+つらさを和らげる治療を最初から。
再発・転移
すい臓がんは、お薬を切り替えながら付き合うことが中心になります。一次の薬が効きにくくなっても次の選択肢があり、個性(BRCAやMSI)に応じた手も。同時に、痛み・黄疸・栄養のつらさを和らげる緩和ケアを最初から並行することが大切です。
すい臓がんは再発・転移が起こりやすいぶん、お薬を切り替えながら付き合うことが治療の中心になります。一次の薬が効きにくくなっても、二次・三次の選択肢があり、BRCA変異ならプラチナ系やPARP阻害薬、MSI-Hなら免疫の薬など、個性に応じた手も。同時に、痛み・黄疸・栄養・気持ちのつらさを和らげる緩和ケアを最初から並行することが、生活の質を保つ鍵です。
遺伝子から考える
すい臓がんでも遺伝子が手がかりに。BRCAならプラチナ系やPARP阻害薬、MSI-Hなら免疫の薬が選べることも。標準治療がひと区切りした方は遺伝子パネル検査も。

プレシジョンメディシンを詳しく
すい臓がんでも遺伝子が手がかりになります。BRCAなどの変化があればプラチナ系やPARP阻害薬、MSI-Hなら免疫の薬が選べることがあります。遺伝性が疑われる場合は家族のケアにもつながります。標準治療が一段落した方は、保険のがん遺伝子パネル検査も。

プレシジョンメディシンを詳しく
関連する薬
すい臓がんでは、抗がん薬の組み合わせが中心で、個性に応じPARP阻害薬・免疫の薬も。名前と使いどころは一覧で。

抗がん剤の薬剤一覧を見る
すい臓がんでは、多剤併用の抗がん薬(FOLFIRINOX、ゲムシタビン+ナブパクリタキセル、S-1等)が中心で、個性に応じPARP阻害薬・免疫の薬も。名前と使いどころは一覧で。

抗がん剤の薬剤一覧を見る
関わる科
すること
消化器内科診断・黄疸処置・お薬。まどぐち
肝胆膵外科手術
緩和ケア痛み・つらさを和らげる(早期から)
主な役割
消化器内科診断(EUS等)・黄疸処置・薬物療法。窓口になることが多い
肝胆膵外科手術を担当
腫瘍内科化学療法(病院による)
放射線科放射線治療
緩和ケア痛み・黄疸・栄養のつらさを和らげる(早期から)
仕事・お金・痛み/栄養
お仕事:治療内容により異なります。体調と相談しながら無理なく。

お金:高額療養費などの制度があります。

痛み・黄疸・栄養:症状のケアがとても大切。痛みは我慢せず、早くから和らげられます。黄疸にはステント、消化を助ける薬や栄養サポートで体力を保てます。「つらい」は最優先で伝えて。

お金と暮らしの制度を見る
仕事:治療内容により異なります。体調と相談しながら、無理のない範囲で。

お金:高額療養費など使える制度があります。早めの確認を。

痛み・黄疸・栄養:すい臓がんは症状のケアがとても大切。痛みは我慢せず、早くから鎮痛薬や神経ブロックで和らげられます。黄疸にはステント、消化を助ける酵素薬や栄養サポートで、食べる力・体力を保てます。「つらい」は最優先で伝えてください。

お金と暮らしの制度を見る
出典:国立がん研究センター がん情報サービス「膵臓がん」/日本膵臓学会「膵癌診療ガイドライン」/UICC TNM第8版。各種診療ガイドラインを参照し、IROHAが独自に再構成しました。最終的な診断・治療は必ず担当医にご確認ください(公開時に専門医監修)。
みんなの声

患者さん・ご家族・経験者、それぞれの立場からの声をタブで切り替えてご覧いただけます。

実際にすい臓がんの診断・治療を経験した患者さんご本人の声です。

患者・60代・男性ステージIII・化学療法中

「背中の痛みをきっかけに検査を受け見つかりました。切除できないと言われ、次の選択肢を探しました。」

患者・50代・女性ステージII・手術+術後化学療法

「糖尿病の急な悪化がきっかけで見つかりました。手術できたことに感謝しています。」

患者・70代・男性ステージIV・緩和ケアと併用

「痛みのコントロールを含め、緩和ケアチームに早期から関わってもらえたことが助けになりました。」

掲載内容は個人の体験・感想です(掲載イメージ)。治療効果を保証するものではありません。

患者さんを支えたご家族・身近な方の声です。

家族・妻・60代急な診断への戸惑い

「自覚症状がないまま進行していたことに戸惑いました。もっと早く相談できる場所を知りたかったです。」

家族・娘・30代治療選択肢の情報収集

「切除できるかどうかで大きく方針が変わると知り、セカンドオピニオンを検討しました。」

家族・息子・40代緩和ケアとの向き合い方

「痛みを和らげることも治療の一部だと知り、家族としての気持ちの整理につながりました。」

掲載内容は個人の体験・感想です(掲載イメージ)。

寛解された方、長期治療を経験された方、患者会・IROHA認定アンバサダーの声です。

術後3年・60代定期検査を継続

「手術後の食事管理に苦労しましたが、少しずつ体重も安定してきました。」

患者会・世話人情報が少ない中での支え合い

「すい臓がんは情報が少なく感じるからこそ、経験者同士のつながりが大切だと感じています。」

IROHA認定アンバサダー・川口ゆりな情報発信・寄り添い

「正しい情報を分かりやすく届け、一人ひとりの不安に寄り添うことを大切に発信しています。」

掲載内容は個人の体験・感想です(掲載イメージ)。
専門医・専門家レビュー

IROHA提携専門医による動画・記事・コメントと、「エビデンスの読み解き方」「幸福寿命」の視点から病状を見つめる専門家の知見です。

医師 研究者 専門家
萬 憲彰 先生
総合的ながん治療の専門家

萬 憲彰 先生

標準治療と自由診療、それぞれのメリット・デメリットを中立的に比較する視点を解説。

研究テーマ例信頼度:中〜高

切除不能すい臓がんに対する薬物療法の治療成績

AI
AI要約

手術による切除が難しいすい臓がんに対しては、複数の抗がん剤を組み合わせる治療(多剤併用療法)が、生存期間の延長に寄与する可能性が報告されています。

  • 全身状態により選択できる治療強度が異なる
  • 副作用管理が治療継続の鍵となる
  • 効果・副作用には個人差があり、必ず担当医と適応を確認する必要がある
長嶋先生は、臨床研究・エビデンス解説の専門家として情報提供を行う立場です。臨床試験(治験)への紹介・参加可否の判断は行っておりません。ご相談・受診されても、必ず治験に参加できるわけではありません。治療方針や治験への参加は、必ず主治医・研究実施医療機関にご相談ください。

治療成績だけでは測れない「幸福寿命」を、身体・精神・社会・活力・共感の5つの指標(EMPSe)から可視化します。まずは簡単なチェックから始めてみましょう。

Q1. 身体(Physical):体調や痛み・睡眠に大きな支障はありませんか?

あまり感じないとても感じる

Q2. 精神(Mental):不安よりも、希望や前向きな気持ちを感じられていますか?

あまり感じないとても感じる

Q3. 社会(Social):家族・友人・仕事など、周囲とのつながりを保てていますか?

あまり感じないとても感じる

Q4. 活力(Energy):何かに挑戦したい、外出したいという気持ちはありますか?

あまり感じないとても感じる

Q5. 共感(Empathy):支え合える相手や、感謝を感じる場面はありますか?

あまり感じないとても感じる
EMPSeは治療成績を測る指標ではなく、「今のあなたらしい生き方」を5つの側面から振り返るためのものです。点数が低い項目があっても問題ではありません。気になる項目があれば、AIコンシェルジュや関谷先生への相談のきっかけにしてください。
関谷先生は、幸福寿命・ウェルビーイングの専門家として情報提供を行う立場であり、医療行為や治療方針を決定する立場ではありません。治療に関するご判断は、必ず主治医にご相談ください。

今後、以下の専門家によるレビューも順次追加予定です。

薬剤師
近日公開
管理栄養士
近日公開
理学療法士
近日公開
看護師
近日公開
心理士
近日公開
公的エビデンス情報

国立研究開発法人 国立がん研究センター「がん情報サービス」の情報をもとに、IROHAが患者・家族向けに要約・整理しています。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨しているものではありません。

専門医監修前(確認中)の要約です

すい臓がんについて

すい臓がんとは

多くは膵管に発生する腺がんで、浸潤性が強く、小さいうちから周囲のリンパ節や他臓器に転移しやすい腫瘍とされています。腹膜への散布が起こることもあります。

特に確認しておきたい点/医師への質問

特に確認しておきたい点

  • 膵臓の中でも発生した部位によって、選べる治療の範囲が変わることがあります

医師へ確認するとよい質問

  • 自分の膵臓がんは、どの部位に・どのくらいの広がりで見つかっていますか?

出典:国立がん研究センター がん情報サービス「すい臓がん について」で原文を確認する
情報元の更新・確認日:2026年3月19日/IROHA最終確認日:2026年7月25日

主な症状

すい臓がんの主な症状

初期は症状が出にくいですが、進行すると腹痛、食欲不振、腹部膨満感、黄疸、体重減少、腰背部痛などが現れることがあります。インスリン分泌の低下により、糖尿病の発症・悪化がきっかけとなることもあります。

特に確認しておきたい点/医師への質問

特に確認しておきたい点

  • これらの症状は膵臓がん以外の病気でも起こり得るため、症状だけで自己判断しないことが大切です

医師へ確認するとよい質問

  • 今の自分の症状は、がんの状態とどの程度関係がありますか?

出典:国立がん研究センター がん情報サービス「すい臓がん について」で原文を確認する
情報元の更新・確認日:2026年3月19日/IROHA最終確認日:2026年7月25日

検査・診断

すい臓がんの検査・診断

血液検査(膵酵素)、超音波・造影CT・造影MRI・超音波内視鏡検査(EUS)などの画像検査、内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)で膵管を観察し、組織・細胞採取による病理診断で確定します。

特に確認しておきたい点/医師への質問

特に確認しておきたい点

  • 複数の検査を組み合わせて診断されるのが一般的です

医師へ確認するとよい質問

  • これまでに受けた検査で、まだ分かっていないことは何ですか?

出典:国立がん研究センター がん情報サービス「すい臓がん 検査」で原文を確認する
情報元の更新・確認日:2026年3月19日/IROHA最終確認日:2026年7月25日

切除可能性による分類

「切除可能」「切除可能境界」「切除不能」

すい臓がんは、詳細な病期分類に加えて「切除可能」「切除可能境界」「切除不能」という切除可能性の分類が治療方針を大きく左右します。

特に確認しておきたい点/医師への質問

特に確認しておきたい点

  • 「切除可能境界」の場合、化学療法等を行った後に再評価されることがあります

医師へ確認するとよい質問

  • 自分は今、切除可能性のどの区分にあたりますか?

出典:国立がん研究センター がん情報サービス「すい臓がん 検査」で原文を確認する
情報元の更新・確認日:2026年3月19日/IROHA最終確認日:2026年7月25日

治療方針

治療方針の考え方

切除可能な場合は手術±薬物療法、切除可能境界の場合は化学療法・化学放射線療法後に再評価、切除不能な場合は薬物療法や化学放射線療法が中心となります。

特に確認しておきたい点/医師への質問

特に確認しておきたい点

  • 診断時から症状緩和・支持療法を行う緩和ケアの導入が推奨されています

医師へ確認するとよい質問

  • 今の自分に提案されている治療は、どのような理由で選ばれていますか?

出典:国立がん研究センター がん情報サービス「すい臓がん 治療」で原文を確認する
情報元の更新・確認日:2026年3月19日/IROHA最終確認日:2026年7月25日

手術

手術

切除可能な場合に積極的に行われます。膵頭十二指腸切除術・膵体尾部切除術・膵全摘術があり、腹腔鏡下手術やロボット支援手術は傷が小さく出血量も少ないという利点があるとされています。

特に確認しておきたい点/医師への質問

特に確認しておきたい点

  • 術式は腫瘍の位置によって決まります

医師へ確認するとよい質問

  • 自分の場合、どの範囲を切除する手術になりますか?

出典:国立がん研究センター がん情報サービス「すい臓がん 治療」で原文を確認する
情報元の更新・確認日:2026年3月19日/IROHA最終確認日:2026年7月25日

薬物療法

薬物療法

細胞障害性抗がん薬が主体です。術前・術後の補助化学療法により再発率の低下が期待できるとされ、手術不能例では一次・二次化学療法が行われます。遺伝子検査結果により分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を使うこともあります。

特に確認しておきたい点/医師への質問

特に確認しておきたい点

  • 遺伝子検査の結果によって使える薬の選択肢が変わることがあります

医師へ確認するとよい質問

  • 自分は遺伝子検査を受けていますか?結果はどうでしたか?

出典:国立がん研究センター がん情報サービス「すい臓がん 治療」で原文を確認する
情報元の更新・確認日:2026年3月19日/IROHA最終確認日:2026年7月25日

放射線治療

放射線治療

化学放射線療法は、切除可能境界型や局所進行の切除不能例に行われます。症状緩和を目的とした放射線治療が行われることもあります。

特に確認しておきたい点/医師への質問

特に確認しておきたい点

  • 放射線治療の目的(治療目的か症状緩和目的か)によって内容が異なります

医師へ確認するとよい質問

  • 自分の場合、放射線治療は何を目的に検討されていますか?

出典:国立がん研究センター がん情報サービス「すい臓がん 治療」で原文を確認する
情報元の更新・確認日:2026年3月19日/IROHA最終確認日:2026年7月25日

リスク要因

すい臓がんの主な危険因子

血縁者の膵臓がん家族歴(家族性膵がん)、糖尿病、慢性膵炎、IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)、喫煙、飲酒、肥満が危険因子とされています。

特に確認しておきたい点/医師への質問

特に確認しておきたい点

  • 両親・兄弟姉妹・子どものうち2人以上が膵臓がんの場合は「家族性膵がん」と呼ばれます

医師へ確認するとよい質問

  • 家族性膵がんの可能性がある場合、血縁者の検査は必要ですか?

出典:国立がん研究センター がん情報サービス「すい臓がん について」で原文を確認する
情報元の更新・確認日:2026年3月19日/IROHA最終確認日:2026年7月25日

※本セクションは、国立研究開発法人 国立がん研究センター「がん情報サービス」(すい臓がんページ)の掲載情報をもとに、IROHAが要約・整理して作成した下書きです。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨・提携しているものではありません。個別の治療方針は必ず主治医にご確認ください。

最新情報

国立がん研究センターの情報更新・研究発表をもとにお伝えします。

2026/03/19・情報更新

「がん情報サービス」すい臓がんページが更新されました

国立がん研究センターのすい臓がんに関する解説ページが更新されています。詳細はがん情報サービスのすい臓がんページでご確認いただけます。

情報元の更新日:2026年3月19日/IROHA最終確認日:2026年7月25日

随時更新

研究トピックス・プレスリリース

新しい治療法の研究成果や臨床試験の情報は、国立がん研究センターの研究トピックス一覧プレスリリース一覧で随時公開されています。

IROHA最終確認日:2026年7月25日

※本セクションは国立研究開発法人 国立がん研究センターの公開情報をもとに構成しています。IROHA独自の記事は掲載していません。国立がん研究センターがIROHAを監修・推奨しているものではありません。

AIまとめ

立場に応じて、AIが要点を整理します。

患者向け

切除可能かどうかの評価が治療方針の中心になります。全身状態に応じた薬物療法の強度や、副作用対策について主治医に確認しておくとよいでしょう。

家族向け

急な診断への戸惑いや、緩和ケアとの向き合い方など、心理的なサポートも重要です。セカンドオピニオンの相談先を早めに把握しておくと安心です。

医療者向け

切除可能性評価・全身状態に応じた個別化治療が中心です。早期からの緩和ケア導入がQOL維持に寄与するとの報告もあります。

11よくある質問

AI整理

すい臓がんはなぜ発見が難しいのですか?
膵臓は体の奥深くに位置し、早期には症状が出にくいためです。糖尿病の急な悪化などが発見のきっかけになることもあります。
切除できないと言われたら治療の選択肢はありませんか?
切除ができない場合でも、薬物療法や放射線治療、緩和ケアなど複数の選択肢があります。セカンドオピニオンも検討できます。
自由診療と標準治療はどう違いますか?
標準治療は科学的根拠に基づき保険適用される治療です。自由診療は保険適用外の治療を含み、内容・費用・エビデンスの水準が施設により異なります。両者の違いを整理したうえで検討することが大切です。
セカンドオピニオンは受けてもよいのでしょうか?
セカンドオピニオンは患者さんの正当な権利であり、遠慮する必要はありません。IROHAでは相談前の情報整理からお手伝いしています。

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すい臓がんについてのご経験を、これから同じ状況になる方のために共有してください。

投稿ありがとうございました

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