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女性特有のがん 活動・コミュニティ特集 / 岩田由紀さん

岩田由紀さん(ふくちゃん)のプロフィール写真

岩田 由紀

片胸専用ブラ「i-ARU.」企画・販売/ふくちゃん

乳がん経験を活かす活動者

乳がん片胸専用ブラ体験発信SNS・YouTube
「胸を失ったからって、お前はお前のままだろ。」

2021年に乳がんの手術で左胸を失った岩田由紀さん——通称「ふくちゃん」は、ご主人からかけられたこの一言に救われた経験をきっかけに、乳がん経験者のための片胸専用ブラ「i-ARU.」を立ち上げました。「胸が一つでも、おしゃれを諦めなくていい」という思いを、SNSでの発信と商品づくりを通して届けています。

岩田由紀さんのPINK STAR AWARD出場事前インタビューの様子
01 STORY

「これから胸を失って生きていくんだ」

岩田さんは、家で仕事をしながら家庭を支える、ごく普通の主婦でした。血のつながる家族にがん患者が一人もいなかったこともあり、自分ががんになるとは考えていなかったといいます。ご主人の会社の勧めで受けた人間ドックで胸の異常が見つかり、2021年、精密検査で乳がんと診断されました。

告知そのものへの衝撃は大きくなかったといいます。看護学校に通っていた経験から「がんはいずれ治る病気になる」と聞いていたこと、そして家族のために必死に生きてきた中で「自分の時間を持ってもいいのかもしれない」と感じたことが理由だったそうです。むしろ衝撃を受けたのは、転院先で「乳房の全摘が必要」と告げられたときでした。最初の病院では乳房再建を同時に行う手術の可能性を聞いていましたが、がんの性質(小葉がんと呼ばれるタイプ)から、転院先では全摘以外の選択肢は難しいと説明されたといいます。

※治療経過は岩田さんご本人の体験であり、すべての方に同じ経過が当てはまるわけではありません。がんの種類・状態によって治療の選択肢は異なります。治療方針は必ず担当医にご相談ください。

02 TURNING POINT

家族に心配をかけまいと、元気なふりをしていた日々

治療中、岩田さんは家族に心配をかけまいと、つらさを見せずに過ごしていました。当時、娘さんが大学受験を控えていたこともあり、「元気な自分」でいようとしていたといいます。しかし、胸を失った悲しみは消えていませんでした。ある日、いつも通りに過ごす家族の姿に、抑えていた気持ちが爆発してしまったそうです。

そのとき、ご主人からかけられたのが「胸を失ったからって、お前はお前のままだろ」という一言でした。

「胸を失って、女性として駄目になったと思い込んでいたのは、自分自身だったんだと気づきました。自分にはもっと良いところがあるんだって、気づかせてもらったんです。」

この言葉をきっかけに、岩田さんは自分と同じように、胸を失ったことで女性としての自信まで失っている人がいるのではないかと考えるようになり、SNSでの発信を始めました。「自分が救われた分、今度は誰かを救いたい」——それが、活動の原点になっているといいます。

片胸専用ブラ「i-ARU.」とセットショーツ
03 PRODUCT

片胸専用ブラ「i-ARU.」

岩田さんは、現在パッドを使わず片胸のまま生活しています。「片方でも女性は女性。そこに差はない」という考えから、そのままの自分で暮らせる選択肢を届けたいと考え、片胸専用ブラ「i-ARU.」を立ち上げました。

「i-ARU.」は、片胸のままでも着用でき、必要に応じてパッドを入れることもできる設計です。全摘側はワイヤーのないやわらかい作りで手術痕に配慮し、乳房が残る側は短めのワイヤーで肌当たりを抑えています(公式サイトで確認済み)。パッドを「隠すために必ず必要なもの」ではなく、アクセサリーのように「使いたいときに選べるもの」にしたい、というのが岩田さんの思いです。

  • i-ARUブラ(ブラック/モカピンク)
  • Setショーツ・オリジナルパッド
  • 自宅で試せる試着セット

価格・仕様は変更される可能性があります。最新の内容は必ずブランド公式サイトでご確認ください。

04 MESSAGE

「私たちは特別でも、かわいそうでもない」

岩田さんは、「胸をなくして旦那さんがかわいそう」といった心ない言葉をかけられた経験もあるといいます。それでも、片胸であることを隠さず、恥じずに発信を続けているのは、同じ立場の人に「隠れなくていい」と伝えたいから、そして見る側の価値観を変えたいからだと話します。

片胸になったことを恥じないでほしい。頑張った自分として、いつか誇りに思ってほしい。

当事者だけに変化を求めるのではなく、「女性には胸が二つあるのが当たり前」という社会の側の無意識の前提を変えたい、というのが岩田さんの願いです。

05 PINK STAR AWARD

声を上げられない誰かへ届けたい

岩田さんは、乳がん経験者の活動を支える石岡江見子さんとの出会いをきっかけに、PINK STAR AWARDへの出場を決めました。石岡さん自身も乳がんの告知後に家へ閉じこもった時期があったといい、「同じように一人で苦しむ人を減らしたい」という思いに共感したそうです。

SNSで発信できない人、周囲に相談できない人、患者会にも参加できない人がいる中で、「一人ではない」「前を向いて生きていい」という思いがどこかで届けばと、出場を決めたといいます。

開催日時・会場・参加方法など、PINK STAR AWARDの最新情報は公式サイトでご確認ください。IROHAはPINK STAR AWARDの主催・共催団体ではありません。

06 LINKS

ブランド・SNS関連リンク

ブランド公式サイト
片胸専用ブラ「i-ARU.」
サイトを見る →
オンラインショップ
ご購入・試着セットのお申し込み
ショップを見る →
Instagram
@masajirow.dd
Instagramを見る →
インタビュー全文
治療の選択から商品誕生の背景まで
ストーリーを読む →
07 IROHA VIEW

IROHAからのコメント

🌿 IROHA VIEW(中立的な紹介)

ご自身が家族の言葉に救われた経験を、「同じように苦しむ誰かを救いたい」という活動につなげ、片胸専用ブラという具体的な形にされている点が印象的です。IROHAは「i-ARU.」の販売元ではなく、岩田さんの活動を特集として紹介し、応援しています。片胸での生活を選ぶこと、パッドを使うこと、いずれも個人の選択であり、優劣を示すものではないと考えています。

IROHAは岩田由紀様の活動を応援していますというメッセージが入ったPink Leaf応援カード

IROHAは岩田由紀様の活動を応援しています。

掲載内容は、ミーティングでのお話と「i-ARU.」ブランド公式サイト(iaru-bura.jp)・オンラインショップ(masajirow.base.shop)をもとに作成しています。掲載内容は個人の体験・活動紹介であり、特定の治療法・商品を推奨・保証するものではありません。IROHAは片胸専用ブラ「i-ARU.」の販売元ではなく、PINK STAR AWARDの主催・共催団体でもありません。治療方針に関する個別のご判断は、必ず担当医など医療者にご相談ください。商品・ご購入方法などの詳細は、必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。

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